病院への入院や、外来での受診ではなく、お住まいの場所に医師が訪問して行う医療を「在宅医療」と言います。

当院では、在宅医療に適応される医療保険、介護保険制度に則って、在宅医療サービスを提供しています。

1. 通院が困難な患者様に対し、原則として月２回、あらかじめ計画した日時に医師がお住まいを訪問し、診療・検査・お薬の処方などを行い療養生活全般についてご相談に応じます。
2. 24時間、連絡を受ける体制を確保しています。患者様に異変が生じた場合、いつでも電話等にて連絡を受け、相談に応じて、必要な指示を行います。
3. 患者様の病状が悪化し、病院での入院科料、精密検査等が必要になった場合には近隣の病院と連携して速やかに対応します。
4. 当院は、ターミナルケア（末期がんなど終末期患者様へのケア）、お看取り（死亡診断）を行います。予め、患者様・ご家族とご希望されるケアの方針を十分にご相談します。
5. 在宅酸素療法、中心静脈栄養、インシュリン自己注射、経管栄養など特定の医療行為についても医師が継続的な指導管理を行います。